商店街の手作りのど自慢大会「ヒコネソングス」。
ごきんじょさん編集部は、6月30日(日)の決勝に向けて行われている予選の様子を「出場」しつつ取材しました。
熱い戦いの舞台は彦根の銀座商店街。平和堂の1号店をはじめ、趣あふれるお店が立ち並んでいます。
会場はコチラ、銀座芝居小屋。普段から商店街のイベントスペースとして数々のイベントが行われています。中に入ってみると…。
今日は予選にもかかわらず、30名近くの人が開演を待ちわびていました。
二日間に分けて行われた予選には小学生から70歳のベテランまで、25組が出場。親子での出場も複数いらっしゃるんだとか。「緊張して歌詞を忘れちゃった」。でも、会場からは温かい手拍子が。そんなほっこりする場面もありました。
しっとりした曲から、ノリノリのロック、観客の心を揺さぶる演歌まで。皆さん日頃の練習の成果を発揮されていました。
こちらは司会の伊藤さん。ヒコネソングスは9年前に始まり、今回でなんと17回目。18人のスタッフの方がボランティアで運営されています。それぞれが普段は仕事をしながら、年二回のイベントのためにミーティングを行うのは大変そうです。でも、それでもヒコネソングスが続く背景には、大会名に込められたアツいアツい想いがありました。
「なぜヒコネソングスというイベント名にしているかと言いますと…。長浜市や高島市とかに拡がって、ナガハマソングスとかタカシマソングスになっていってほしいんです。それが、やがて滋賀県全体に拡がってビワコソングスになる。更には関西ソングスになって…最終的にはジャパンソングスになって…。BBCをキー局に全国に放送されて、大晦日に放送される某歌合戦と視聴率競争をするのが目標です」とヒコネソングス発起人の若林さん。お写真を撮るのをうっかりしていましたが、写真がなくてもその言葉だけでアツい人柄が伝わってきます。
こちらは、出場者の岩崎さん。昔はタレントとしてCDデビューを夢見て活動されていましたが5年前に引退。しばらく地元彦根で働いていましたが、応援してくれる人の存在があり再度CDデビューを目指すようになりました。今は、平日は彦根で働き土日に都会までオーディションを受けに行く日々を送っています。「もう一度、ステージで歌ってみたい」。そう思っていたところヒコネソングスの噂を聞きつけ、出場を決意されました。
参加者、スタッフの方、応援の方、たくさんの人の想いが詰まったヒコネソングス。決勝は6月30日開催です!
【ヒコネソングス】
日時:2019年6月30日(日)15:00〜(14:00開場)
料金:入場無料
会場:銀座芝居小屋
(2019.06.23)
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